~国産木材に付加価値を~
日本には豊富な森林資源があります
近年、日本の住宅は耐震性の向上や太陽光パネルの普及、また高気密高断熱化による省エネルギー化が進み一見すると地球環境に貢献しているように感じます。
しかし、私たち材木屋目線で感じるのが住宅のデザインや工法等など、木材本来の良さを有効活用出来ているのかな?と言った疑問を感じます。
日本人の生活には、昔から木と触れ合ってきた歴史があります
日本は古来より、主に杉や桧に代表される針葉樹、ケヤキ等の広葉樹など世界に誇れる森林大国なのです。
現代では当たり前の、コンクリート製品や鉄資源などの製造技術が乏しかった日本では、その豊富な森林資源を上手く有効活用してきました。
特に、木造住宅は元より全国各地に残る神社仏閣・城などはその代表事例とも言えます。
しかし、現代の日本では安い輸入材が豊富に入ってくるに連れ、豊富にあるはずの国産材の使用量が大幅に減少してきたのです。
また現代病の一つでもある花粉症は、伐採適齢期が過ぎてしまった為起こっている状況なのです。木材製品となる丸太は、植樹→間伐→枝打ちと言った「人=山師」が常に山と向き合い、一定の管理を行うことによって初めて優良木材になります。
日本は世界に誇る森林資源大国
一方、近年原油高による燃料高騰、世界情勢の緊張、米材をはじめとする原木の生産調整などにより結果「ウッドショック」と呼ばれる輸入材の高騰問題が起こりました。
しかし、この「ウッドショック」の反省から、国産木材を見直し今まで以上に有効活用しようという動きが活発になってきました。
木育(もくいく)と呼ばれる木材と人を育てる里山事業、各地県産材を使用した木材製品、公園施設、住宅等への助成等、国産木材が再度注目され、且つ付加価値がどんどん高まってきています。
もっと国産木材を使おう!
そんな背景から大一木材株式会社では、これまでの住宅建築・土木材の利用に留まらず、もっと人を幸せに出来るような住環境への木質化推進をしていきたいと考えております。
木材の良さを生かした改質技術の展開
木材と言えば、燃えやすい・腐りやすい・色焼けする・弱い・反る・割れる・結露する・・・とコンクリート製品や鉄製品に対し、様々な場面で劣っているのではないか…
と言ったネガティブなイメージを抱きがちです。
しかし、当社では木材の良さを損なわずネガティブ要素を少しでも克服出来るコーティング技術をあらたな軸として展開いたしました。
木肌の美しさ・風合い・香り・癒しという特徴を生かした塗装技術を是非多くの方々にご体感頂きたいと思います。
今まで以上に木材の利用が増える。木材の可能性がグンっと上がっていく。
日本の木製品をもっと元気に!もっと国産材で溢れた生活空間を求めて!!
木材改良改質技術を導入した施工実績がどんどん増えております!!
代表取締役 小林宏好